お金について、経営者の視点を学んでみよう!
2009年01月16日 「えっ!?」
あの世界のトヨタが、6,000億円の黒字決算予定から1,500億円の赤字決算予定と大幅な下方修正を発表した。不況の震源地であるアメリカのメディアでも「あのトヨタでさえも赤字」という活字が躍りビック3の不振も諦めがつくような出来事でもありました。
日本の中小企業の約70%が赤字といわれていますが、
なぜ、会社が赤字でも存続していけるのか?
また、黒字倒産はなぜ起こるのか?
そして、それぞれに対抗するために会社はどのような対策を立てているのか?
それを理解すると、会社の経営者が身につけているファイナンシャルリテラシーの一部が分かってきます。
会社が赤字でも存続していけて、どのように会社は対策を立てているのかについては、容易に想像できると思います。
主として今までのストック(貯蓄)とファイナンス(融資)が関係しています。
ファイナンシャルリテラシーという観点から考えるとストック(貯蓄)よりもファイナンス(融資)の方が重要です。
ファイナンス(融資)とは?
そのファイナンス(融資)について簡単に述べていきます。
昨今、政府はいろいろな景気対策を立て、急ピッチに景気回復を狙っています。
例えば、セーフティーネット等の保証枠を6兆円に拡大させました。
セーフティーネットと言うと経営者でなければ聞きなれない言葉ですが、売上や収益が落ちている中小企業に対する、国が保証する融資枠(無担保8,000万円・10年返済期間)です。万が一、このセーフティーネットを利用して銀行から融資を受けた企業が倒産して返せなくても、国が代わりに全額返しますといった内容で、銀行が中小企業に融資を積極的に促す効果をもっています。
実際、2008年12月末までの2ヶ月間に、6兆円の枠の内、約3分の2に当たる約4兆円も利用されています。
では、すべての中小企業に十分な資金が注入されたか?というと、現実は違います。融資してもらえていない企業もたくさんあるのです。
なぜかと言うと、銀行側からすれば、融資をすれば自己資本比率が低くなってしまったり、返済が滞れば積立金を増さなければならなくなるからです。
そのため、決算書や預金額、過去の実績を踏まえて通常通りの審査に合格しなければ、融資決定にはならないのです。
そこで、政府は銀行に対しそのような障害を無くしてあげるから、もっと中小企業に融資をしなさいといった内容を発表しました。
それが、「銀行保有株20兆円買取」です。
株価が下落して銀行の自己資産が減っているのを助けてくれる景気対策です。
CP(コマーシャル・ペーパー)って?
さらに、政府は直に企業を助けるためCP(コマーシャル・ペーパー)の買取を10兆円行うと発表しました。このコマーシャル・ペーパーとは、簡単に説明すれば、各企業が発行する手形のようなものです。数ヶ月間は現金が入り資金繰りが楽になります。
ただ、このCPを発行出来るのは優良といわれる大きな企業だけです。
政府としては、大きな企業が潰れることで連鎖的に周辺の企業までもが被害を被るのを避けるために行った対策です。
このように、CPの発行をせず、セーフティーネット等の融資などでしか資金を調達できない企業の経営者たちは、どのような対策を常にしているのでしょうか?
銀行からの融資が唯一の資金調達であるならば、少なくても決算書は見栄えをよくしておく必要があります。
一言で言えば、黒字決算にしなければいけません。
売上を上げることが出来るか?経費(役員報酬など)を下げなければならないか?世の中の情勢を常に気にしながら2年も3年も先のことを経営者たちは予測しているのです。
また、今後の月々の現金は必要額以上あるか?キャッシュフロー(その月の現金の入りと出)についても気にしなければいけません。
すべての取引が現金であっても、締日と入金日が大きく離れていればその単月では黒字でも、その間はキャッシュが不足しているので、銀行預金残高は減っているという現象はよくあることなのです。
経営者は手前数ヶ月の目先の現金を気にしながら、世界の経済情勢を見極めながら、数年後の経営計画も考え、融資を受けるか受けないか?また、経費を減らすか増やすか?を常に考えているのです。
一般人にも大切な考え方!
この考え方は我々一般人にも応用しなければいけないと思います。
例えば、数年後に子どもが小学校に入学するから融資(住宅ローン)を受けて今、家を買うか?買わないか?
子どもの大学の入学金が200万円するので融資(教育ローン)を受けるか?今からストック(貯蓄)をしていくか?
老後、年金が月6万円程度しか受け取れないことが分かったので、家を担保に融資(リバースモーゲージ)を受けるか?
100年に一度の不況は、計画性(ライフプランニング・経営プランニング)というものがいかに大切かをわからせるものでした。
あの世界のトヨタが、6,000億円の黒字決算予定から1,500億円の赤字決算予定と大幅な下方修正を発表した。不況の震源地であるアメリカのメディアでも「あのトヨタでさえも赤字」という活字が躍りビック3の不振も諦めがつくような出来事でもありました。
日本の中小企業の約70%が赤字といわれていますが、
なぜ、会社が赤字でも存続していけるのか?
また、黒字倒産はなぜ起こるのか?
そして、それぞれに対抗するために会社はどのような対策を立てているのか?
それを理解すると、会社の経営者が身につけているファイナンシャルリテラシーの一部が分かってきます。
会社が赤字でも存続していけて、どのように会社は対策を立てているのかについては、容易に想像できると思います。
主として今までのストック(貯蓄)とファイナンス(融資)が関係しています。
ファイナンシャルリテラシーという観点から考えるとストック(貯蓄)よりもファイナンス(融資)の方が重要です。
ファイナンス(融資)とは?
そのファイナンス(融資)について簡単に述べていきます。
昨今、政府はいろいろな景気対策を立て、急ピッチに景気回復を狙っています。
例えば、セーフティーネット等の保証枠を6兆円に拡大させました。
セーフティーネットと言うと経営者でなければ聞きなれない言葉ですが、売上や収益が落ちている中小企業に対する、国が保証する融資枠(無担保8,000万円・10年返済期間)です。万が一、このセーフティーネットを利用して銀行から融資を受けた企業が倒産して返せなくても、国が代わりに全額返しますといった内容で、銀行が中小企業に融資を積極的に促す効果をもっています。
実際、2008年12月末までの2ヶ月間に、6兆円の枠の内、約3分の2に当たる約4兆円も利用されています。
では、すべての中小企業に十分な資金が注入されたか?というと、現実は違います。融資してもらえていない企業もたくさんあるのです。
なぜかと言うと、銀行側からすれば、融資をすれば自己資本比率が低くなってしまったり、返済が滞れば積立金を増さなければならなくなるからです。
そのため、決算書や預金額、過去の実績を踏まえて通常通りの審査に合格しなければ、融資決定にはならないのです。
そこで、政府は銀行に対しそのような障害を無くしてあげるから、もっと中小企業に融資をしなさいといった内容を発表しました。
それが、「銀行保有株20兆円買取」です。
株価が下落して銀行の自己資産が減っているのを助けてくれる景気対策です。
CP(コマーシャル・ペーパー)って?
さらに、政府は直に企業を助けるためCP(コマーシャル・ペーパー)の買取を10兆円行うと発表しました。このコマーシャル・ペーパーとは、簡単に説明すれば、各企業が発行する手形のようなものです。数ヶ月間は現金が入り資金繰りが楽になります。
ただ、このCPを発行出来るのは優良といわれる大きな企業だけです。
政府としては、大きな企業が潰れることで連鎖的に周辺の企業までもが被害を被るのを避けるために行った対策です。
このように、CPの発行をせず、セーフティーネット等の融資などでしか資金を調達できない企業の経営者たちは、どのような対策を常にしているのでしょうか?
銀行からの融資が唯一の資金調達であるならば、少なくても決算書は見栄えをよくしておく必要があります。
一言で言えば、黒字決算にしなければいけません。
売上を上げることが出来るか?経費(役員報酬など)を下げなければならないか?世の中の情勢を常に気にしながら2年も3年も先のことを経営者たちは予測しているのです。
また、今後の月々の現金は必要額以上あるか?キャッシュフロー(その月の現金の入りと出)についても気にしなければいけません。
すべての取引が現金であっても、締日と入金日が大きく離れていればその単月では黒字でも、その間はキャッシュが不足しているので、銀行預金残高は減っているという現象はよくあることなのです。
経営者は手前数ヶ月の目先の現金を気にしながら、世界の経済情勢を見極めながら、数年後の経営計画も考え、融資を受けるか受けないか?また、経費を減らすか増やすか?を常に考えているのです。
一般人にも大切な考え方!
この考え方は我々一般人にも応用しなければいけないと思います。
例えば、数年後に子どもが小学校に入学するから融資(住宅ローン)を受けて今、家を買うか?買わないか?
子どもの大学の入学金が200万円するので融資(教育ローン)を受けるか?今からストック(貯蓄)をしていくか?
老後、年金が月6万円程度しか受け取れないことが分かったので、家を担保に融資(リバースモーゲージ)を受けるか?
100年に一度の不況は、計画性(ライフプランニング・経営プランニング)というものがいかに大切かをわからせるものでした。
株式会社 住まいと保険と資産管理
ファイナンシャルプランナー北島 祐治
ファイナンシャルプランナー北島 祐治
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