2013-05-18T07:50:01

深田 晶恵(ふかた・あきえ) 生活設計塾クルー取締役。外資系電機メーカー勤務から96年にFPに転身。独立系FP会社である生活設計塾クルーのメンバーとして、個人向けのコンサルティングやマスコミ向け情報発信を行う。クルーでは毎月マネーセミナーを開催中。詳細ホームページ http://www.fp-clue.com/ の「クルーセミナー」参照
数年前から、20~30代向けの雑誌の取材で「親が介護状態になったときのアドバイス」を求められることが増えてきた。「親の介護に備える」というテーマで1ページないし2ページの企画で、仕事を辞めて面倒を見なくてはいけないのだろうか、介護費用を貯める目安はいくらかといったことに対する答えが知りたいと言う。
これから投資をはじめる人向けに本を書いている。リサーチのために銀行の支店に出向いて商品提案を受けてみたところ、D社の変額年金のパンフレットに目が止まった。A4サイズのカラーのパンフレットを開くと、この商品の仕組みと特徴が図解されている。一時払い保険料相当額は、10年間の運用期間を過ぎれば「元本保証」され、運用実績が良ければ、「ステップアップ保証」といって最低受取保証額がステップアップしていく。
30代から「自分たちが年をとったとき、年金はアテにならない」といった言葉をよく聞く。20代のうちはまったく意識していなかった「老後」を、少しだけ考えるようになるのが30代なのだろう。たしかに少子高齢化は、公的年金制度に悪材料である。さまざまな場面で、将来の給付率低下は避けられないといった記事を目にするのだから、30代が「アテにならない」と断言(?)するのは無理もない。
1998年に銀行での投資信託の窓販がはじまって、十数年が経つ。地方在住者の投資信託保有率が格段に増えたのは、地銀が積極的に窓販に取り組んだ結果だ。それまで投資経験がない人も「銀行さんが勧めるのだから」と売れ筋の投信を購入するようになった。証券会社の敷居は高くても、銀行なら安心と考える人は世の中に結構多い。
最近、30代の方からのFP相談や、30代向けの雑誌の取材が増えている。彼ら、彼女らのおカネについて考える時間が続いたせいか、すっかり「30代とおカネ」がマイブームだ。

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