外貨預金の上手な活用法と注意点

為替相場の動きは、専門家でも読みきれないもの。毎日コンスタントに情報収集することが、自分のお金を守ることにつながるのかも。
円が戦後最高値を更新――。ここ数カ月でこんなニュースを何度目にしたことでしょうか。
もしこれからも円高が進むとなると、これまでの資産運用を考え直さなくてはいけません。実際問題、私たちはこのご時勢、どういう意識で自分のお金を守ればよいのでしょうか? ファイナンシャルプランナーの大竹のり子さん(エウピーウーマン代表)に伺いました。
「テレビのニュースではまだまだ円高が続くような印象を受けますが、実際のところどうなっていくのかはわかりません。今の市場は、『超』がつくほど不安定。専門家でも、円高が進むのか円安に転じるのかは予測できない状況です」
円の相場は超不安定。だから、「資産を円だけで持っていくのは心配だ」と大竹さんは言います。
「資産価値を安定化させるためにも、資産の一部を外貨に変えて持っておくとよいでしょう。海外の銀行に口座を作らなくても、とりあえずは外貨預金でOKです。通貨の種類は、円以外に最低2通貨。これなら、1つの通貨が暴落したとしても、ダメージは少なく済みます。資産の3分の1ぐらいを外貨にしてもいいと思いますよ」
では、どの通貨を選べばよいのでしょうか? ドルもユーロも、円に対してずいぶん下落していますが...。
「いままでは『米ドルが上がればユーロが下がる』というシーソー関係がありましたが、最近はそれも崩れてしまいました。本当に先が読めない時代なのです。外貨で持つなら、政治的にも経済的にも安定した国の通貨がいいでしょう。そういう点で私が注目しているのは豪ドルです。オーストラリアは政治的に安定していて、なおかつまだまだ経済成長は続いています。しかも、資源国だから大崩れする心配も少ないでしょう。ただ、外貨預金には注意点があります」














