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【投資信託 連載記事】内藤忍の資産設計forビギナーズ
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【今回のテーマ】10万円で分散投資を実行する

損をしたり、面倒になって、人は投資をやめてしまいます。損をしすぎてやめないためには、分散投資やリスク管理が大事です。もうひとつ、面倒くさくならないためには、手間がかからない方法の習得が必要です。

積み立てと並行して

よく、「投資信託は1万円から積立できますよ」と言われます。もちろん、それでも構わないのですが、そのままですと、5年経っても50万円くらいしか投資できません。

それでは少しスピードが遅いですから、まず10万円を分散投資してみて、そこを起点に買い増していく。そのほかに、並行して積み立てをしていくというのが、いいのではないでしょうか。

投資信託&個人向け国債で、10万円から分散投資
10万円で分散投資する場合の商品選択例
ステップを踏んで分散投資をマスターしていく

投資をやめてしまう人のタイプには、大きく分けて2種類あります。

・損をしてやめてしまう人
・面倒くさくなってやめてしまう人

ひとつめの損をしすぎてやめないためには、相場が下がったときにも耐えられるように分散投資やリスクの管理をしておくということが大事ですね。メンタル面では過去のデータを見て思い返してみて、冷静に考えるという方法があります。

もうひとつ、面倒くさくなってやめないためには、手間がかからない方法を考案すること。

私がおすすめしているのが、「資産設計手帳」を作るというものです。実際にこの考えに基づいて、『知識ゼロ、経験ゼロ、10万円からはじめる 内藤忍の投資手帳』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)という手帳を作りました。普通の手帳に投資のアイデアが書いてあるんですね。

これは、これから始めたい人が、1カ月目は「証券会社を選ぶ」、2カ月目は「口座を開く」、さらに「投資の目的を考える」「購入計画を立てる」などのステップを踏めるようになっており、最初の3カ月で、まず10万円を分散投資できるようにするというものです。

手帳なので、だいたい毎日見ますよね? スケジューラに運用の仕組みを入れておくというものを作ってみたんです。

長期で運用・管理を続けていくコツ

ほとんどの人は金融資産を持っていても、きちんと運用や管理をやっていないんですね。適当にやっている人が、とても多い。自分の資産がいま、いくらあるのかを言える人は少ないんです。

もちろん、毎日時価で計算する必要はありません。上がったり下がったりすると計算を始めてしまう人もいますが、下がったときに損切りをするとき以外は、その行為にはあまり意味がありません。

見直しは1カ月に1回くらいでよく、その代わり、きちんと長期で続けることが大事です。

また、資産運用には勉強も必要です。マネックス・ユニバーシティでは、個人投資家のかたの投資教育というのをやっています。特に長期分散投資でどう資産を増やしていくかという話を、マネックス・キャンパスというeラーニングのシステムで学べるようになっています。

メールマガジンが無料で取れたり、対談の企画などもやっていますので、参考になると思いますよ。

資産運用では、なにも受験勉強のような勉強をする必要はありません。ただ、個人の投資家のかたは、基本のルールのようなことを知っておくだけでも、実際に投資するときにずいぶん違うのではないかと思います。

内藤忍 マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長

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