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【PART3】『債券型商品』は、着実に目標に近づいていくためのリスクヘッジ

ハコ「先生、ボクは1年後にどうリバランスしたらいいのでしょうか…… 具体的に教えてください!」

宮入「ハコさんももちろん、ご自分の目標の利率を目安に、リバランスしてください。でもハコさんは齊川さんに比べて長期投資なので、調子がいいからといって、あまり慌てて株式型にウエイトを置いたりすることはオススメしませんね。目先の利益よりも、長期運用のメリットを活かして安全に。なるべく債券型と株式型のウエイトは今まで通りで、4つの銘柄に対してそれぞれ25%ずつを守っていって欲しいと思います」

ハコ「わかりました…… そうですよね~。ボクと齊川さんとでは投資期間が違うんだし、設定した目標金額も違うんだから、アクセルの踏み方だって違ってくるんですよね~」

宮入「あ、わかってきましたね。そうです。いいですよハコさん(笑)。すべては投資スタイルの違いで決まるし、それに沿った投資行動が求められるということなんです。わたしは、お二人にはリスクヘッジをしっかり身につけてほしいと思っています。ですから、くれぐれも株式市場が上昇しているからといって、“債券なんて馬鹿馬鹿しい”とは思わないでくださいね」

二人「了解しました!」

宮入「元気でよろしい(笑) では次に、ポートフォリオの見直しを行う二つ目の方法をお教えしましょう。こちらはもっと簡単で、不調な銘柄を売って、好調なものに『乗り換える』という選択です」

齊川「これは分かりやすい! 単純に、価格が下がっているものを乗り換えちゃえばいいんですか?」

ポートフォリオ見直しのポイント2 『不調な銘柄を乗り換える』

宮入「判断材料はいろいろですね。基準価格が下がり続けていれば、それももちろん手放す理由となります。あと、銘柄選びの際にポイントとなった“この3年間のリターン”が低くなっていたり、“運用実績”が芳しくなかったりすれば、それも乗り換え判断のポイントになりますね」

齊川「乗り換えも年に1回でいいんですか、先生?」

宮入「そうですね、基本的にはそれでかまわないと思います。そんな風に、常に自分の運用利率と照らし合わせて、バランスを変えてみたり、乗換えをしてみたりして、状況をウォッチし続けていくんです。大切なのは、この1年でハコさんなら『利率7.3%』を、齊川さんなら『利率7.8%』を達成できているかどうか? そこを判断の基準として、ぜひ無理をしすぎずに運用していってくださいね」

ハコ「分かりました!……でも、ほんとに年に1回だけでいいんですか? もし途中で、株価が大暴落してしまっても黙って見てなくちゃいけないとしたら、不安でしょうがないんですけど……」

宮入「もちろんそうですよね。安心してくださいハコさん、途中でリバランスや乗換えを行ってもいいんです。ただ、それにはあるルールを設けていただきたいと思っています。実は、これが3つ目の見直し方法で、『損切り』と言います」

齊川「なんだか投資家っぽい専門用語ですね、その言葉(笑)」

宮入「そう、言葉だけでなく、投資家としての的確な判断が問われる方法です。何の指針もなくやると失敗する可能性も高いので、お二人にはルールを決めて、それに基づいて行動していただきたいと思います」

次へ 【PART4へ】マイナスを確定させることが大事だなんて!? 損切りの重要性

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