

ハコ兄「では残りの銘柄、『マルハニチロ』と『三菱自動車』、あとはETFについて、なんですが…… これらは全部、ホールドしてます。というのも、ちょっと判断が難しかったので先生の意見を聞きたくて」
宮入「なるほど。そうですね、『ソニー』もそうですが、『マルハニチロ』と『三菱自動車』は、どちらも世界に出て行って仕事をしている企業ですね。こういった企業の株式を持つ場合、必ずチェックしなければならないのが為替です。今のドル円相場は「1ドル88.73円(12/17現在)」ですが、例えばたった1円の円高で、海外での事業展開を行う企業は相当な打撃を受けることになったりするんです」
ハコ兄「たしかに、そのとおりですね。日本は輸出企業ばかりだから、為替の問題は特に大きいし。トヨタなんかは1円の円高で400億円の利益が吹っ飛ぶ、なんて言われてますからね。過剰な円高は日本のマーケットには良くないんだよなあ~」
宮入「そうそう。トヨタもそうですが、『三菱自動車』だってその環境下で仕事をしているわけです。トヨタや日産と比較すると、規模・売上とも小さい企業ですからね、それに“電気自動車”というニュースを持つ企業でもありますから今後どうなるか分かりませんが、そこら辺りも含めて、今後この銘柄をどう扱っていくかが問題ですね」
ハコ兄「電気自動車開発という話題性は、まだマーケットで消えていないと、わたし自身は思ってるんですよね。値動きとしては、121円で購入してから、11日(木)には128円まで上がって売ろうかどうか迷ったんですが、ホールドして今はまた122円(17日)。でも、さっきの話と同じで“10%ルール”に従って、130~135円付近で利益確定できるように頑張ってみます!」
宮入「そうですか。了解しました。では三菱自動車はホールドですね。『マルハニチロ』については、どうでしょう?」
ハコ兄「地中海などで、マグロの漁獲枠を20%削減する、というニュースに国内での需給逼迫を予想して、143円で購入した銘柄ですが、以外に動きが悪かった(苦笑)。9日(火)には155円まで上がったんですけどね、今は146円です(17日)。どうやら、国内でのマグロの卸値が急落しているみたいですね。現在の景気悪化をうけて、マグロの販売まで振るわないんだそうです。いやいや、もっと上がると思ってたんだけどなあ(沈)。漁獲枠削減で販売も不振じゃあ、相場にはプラスには影響しないんですよねえ~。やられました」


宮入「そうですね。今後そのニュースがテレビで流れたりしたら、“なぁんだ、マグロって売れてないんだ”ということになって、ますます株価には悪影響ですし。ではでは、ハコ兄さん。その前にどうこの株式に対処するか。マルハニチロは売りか買いか、今後どうしましょうか?」
ハコ兄「マルハニチロの購入価格は141円なので、今売ったとしても、現在株価は145円ですから利益は出ます。マルハニチロも思い切って売りたいと思います。うんうん、そうそう。ここは売りましょう!」
宮入「そんなに興奮しなくてもいいですよ(笑)。そうですね。わかりました。10%は上昇してませんが、ネガティブな要素をその銘柄に感じたら、その時点で売ってしまってもいいと思います。投資において、先手先手で仕掛けていくのはとてもいいことですからね。ではETFはどうしますか?」
ハコ兄「これは当分ホールドします。これからもこの銘柄にはがっちりディフェンスしてほしいですから(笑)」
宮入「了解しました。ではこれで、ポートフォリオに残った銘柄は『三菱自動車』とETFですよね。今回売った株式にたいして、銘柄入れ替えはどうしましょうか? 今度は何を買っていきますか? これからの日本は、どんなセクターが有望だと思います? ハコ兄さん的には」
ハコ兄「そうですね~。難しいですけど、為替をあまり問題にしない、内需関連企業に注目したいかな。たとえば、『ぐるなび』『カカクコム』『楽天』とかでしょうか。それぞれネット系企業で、業態こそ違えど、どこもその分野では首位で業績も好調ですし、狙ってみたいですね~」
宮入「なるほど、為替の変動リスクを回避しているところがナイスですね(笑)。価格的に、購入可能なのは『楽天』ですね。いってみましょうか」
ハコ兄「よし!年末にむけて、じっくり値動きを追ってみます」
宮入「了解しました。では新たに『楽天』をポートフォリオに加え、次の2週間もがんばって運用してみてください」

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