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【PART3】『PER』と『PBR』 この二つで、バリュー株をチェックしよう!
「PER=株価収益率」と「PBR=株価純資産倍率」

宮入「『NEXT FUNDS 医薬品(TOPIX-17)上場投信』の件はホールドということで了解しました。いい決断になることを祈ってます。ところで齊川さん、前回バリュー株のチェック方法として『PER』を学びましたが、覚えてますか?」

齊川「もちろん!『株価収益率』のことですよね。 でもなんか、似たようなもので『PBR』ってあるじゃないですか。あれ、何ですか先生?」

宮入「そう、それが今日私がお話したかったことです。もう一つの有名な指針、『PBR』。こちらは株価純資産倍率と言われているもので、これをチェックすると、今現在の企業の価値を計ることができるんですよ」

齊川「企業の価値って?」

宮入「PBRは、株価を一株当たり純資産で割って算出します。ということは、投資されている資金と企業の資産が同じ額なら、この数値は1倍ということになりますよね。でも1倍割れということになると、“解散して資産を株主に分配した方が得”ということにもなります。正常なマーケットなら、そこで割安感が出たと判断して、“買い”となる場合があるのですが、現況のマーケットでは、PBR1倍割れの企業が続出している状態なんです」

齊川「そうなんだ…… じゃあ今は、日本企業の株はお買得なんですね。やった!」

宮入「それがそうとも言えないんですよ、これが(苦笑)。PBRの分母は“現在の純資産”ですから、その中には将来の利益や成長性はいっさい反映されていません。ですから短期的に見ると、投資の尺度とはならないのかも知れません。ですから前回勉強した『PER』と、合わせ技で使うことで企業の割安感を導き出せば、よりその精度が上がるということで使って頂きたいですね。特に長期投資にPBRは向いてますよ」

齊川「なるほど~。じゃあ今後はPERとPBRの両方を使って、銘柄の割安感をチェックをしてみます」

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SPDRゴールド・シェアチャート

宮入「では最後、前回齊川さんが短期で狙ってみたい! と熱く語っていた『NEXT FUNDS 自動車・輸送機(TOPIX-17)上場投信』をクリーニングしてみましょう。いやはや、これは大赤字で大問題ですね~(笑)」

齊川「そうなんですよ……。しかも30も買ってしまって!も~最悪!! この頃、全体的に市場を眺めてみて、オバマ効果というんでしょうか、それも何だか限定的な感じがします。『NEXT FUNDS 自動車・輸送機(TOPIX-17)上場投信』は10%下落してますから、もちろん今日売りますが、じゃあこれから何が“買い”になるのかって聞かれれば、投資初心者の私にはさっぱり見えてきませんよぉ」

宮入「いや、今は誰もがその状態にあるんですよ、齊川さん。しかしこのような不安定なマーケットで強いのは、やっぱり“有事の金”です。齊川さん、最近金価格のチェックはしましたか?」

齊川「あっ、そうだ! うっかりしてたわ。最近オバマさんに夢中ですっかり金のチェックを忘れてました」

宮入「前回利益確定した『SPDRゴールド・シェア』が、また頭を持ち上げ始めてますよ。ここは注目です。株価も下げて金も下げるという異常な状態もようやく終わって、金価格と株価のシーソー関係が戻ってきたようです」

齊川「ありがとうございます、先生! すっかり『SPDRゴールド・シェア』のことを忘れてました。この銘柄のチャートを見てみると、キレイに日経平均と乖離し始めてますね。ここは“買い”ですね、私との相性もいいですし(笑)。今回売った『上場インデックスファンドTOPIX100日本大型株』と『NEXT FUNDS 自動車・輸送機(TOPIX-17)上場投信』と買い換えるつもりで、ここは40口買います!」

宮入「了解しました。では齊川さんの現在のポートフォリオは『NEXT FUNDS 医薬品(TOPIX-17)上場投信』が14と、『SPDRゴールド・シェア』が40ということになりました。『SPDRゴールド・シェア』が10%で利食いできれば、相当な利益になりそうです。次回に向けて、とても楽しみなポートフォリオが完成しましたね」

齊川ポートフォリオ
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