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【PART2】金ETFの一本釣りで、マイナスからの脱却です!
期待を背に動き出した米オバマ政権、でも投資家の目は厳しいみたい…

宮入「さぁ齊川さん。いよいよ今回で最後の講座となりました。年末年始の好調相場に支えられて、一時はハコ兄さんの圧勝か?! と思われたたこの対決ですが、さすがは齊川さん。金ETFの一本釣りが決まりましたね(笑)」

齊川「いやほんと、どうなるかと思いましたよ~(笑)。オバマ政権が発足して、その期待感から大量の買いが入ったみたいなんですけど、やっぱりスタートしてみると、打ち出されてくる金融経済対策の内容に対しての投資家のチェックはかなり手厳しいみたい」

宮入「齊川さん、いつからそんな明晰な分析ができるようになったんですか(笑)。素晴らしい! その自己分析がきいた投資視点があるからこそ、『SPDRゴールド・シェア』を45枚も買えたんですね」

齊川「うーん、どっちかというと勢いだったような気もしますけど(笑)。もう後が無い!っていう……。でも買ったはいいものの、本当は今日まで、超ハラハラだったんですから~(笑)」

宮入「そうですよね、心配だったでしょう。一時は“有事の金”すらも下がってしまって、どうなるかという感じでしたから。でも、その姿勢が大事なんですよ。株価が上がるのか下がるか。それを知ろうと日々分析し、検証すること。その結果、“買い”を決断して購入したり、下がったらすかさず売ってしまったり。利益確定と損切り、投資はこの繰り返しです。大切なのは先を見通す洞察力。客観的な判断ができなくなるほど、“”を愛してはいけないんです(笑)」

齊川「あぁ~、ほんとそうかも。そう言えば、ダメな彼氏を愛し過ぎちゃって、いつまでも別れられないでいる友達がいるんです。あれもきっと、客観的な判断力が鈍っているんですよね~、きっと(笑)」

宮入「ハハハ、そうかもしれません(笑)。友達のことはさておき、齊川さんはこれからもこの調子で、コツコツ投資の勉強とニュース・ウォッチを続けていけば、投資に関しては大丈夫だと私は信じていますよ」

バリュー株発掘の鍵は、『PER』『PBR』『配当利回り』の3点セット

宮入「ではここでちょっと、『PER』、『PBR』と学んできた“バリュー株発見法”の最後、『配当利回り』について勉強しましょうか。これは読んで字のごとくで、配当の利回りのことです。齊川さん、この言葉は知っていましたか?」

齊川「実は、知ってます! たとえば、年間配当30円で株価が600円なら、配当利回りは5%、ということですよね。パーセンテージが高いほどお得なわけだから、バリュー株…… ということかな? でも、目安として何%くらいからバリュー株と言えるんでしょうか?」

宮入「そうそう、そのとおり。大体10%を超えてくると、バリュー株と言っていいと思います。しかし齊川さん、勉強してますねえ。PERPBR配当利回り、“バリュー株発見法”の3点セットですから、ぜひこれからの投資活動に活かしてください。プラス、中長期的な視点で相場環境を見ながら銘柄選びをすることも忘れずに」

齊川「はい! バリュー株を見つけたら、多少価格が高くても前向きに購入を検討しなきゃですね。私が今目をつけてるのは『任天堂』なんですけど、1株2万7000~3万円とちょっと私には高いんですが、バリュー株だと思ってるんです。でも今、他にも配当性向10%を超える企業がたくさんありますよね。要チェックだな~、これは」

宮入「たしかに今の東証一部の銘柄を見ていると、配当利回りが10%を超えるような企業がゴロゴロしていますね。でもこれは、昨年から続く経済危機により、株価が下落したからなんです。そのほとんどの企業が、当初想定していた売上が達成できていませんから、決算次第では下方修正による減配も頭に入れておいてくださいね」

齊川「え、うそ……バリューだと思っていたのにー。危ない危ない」 

宮入「それはそうと、実は私、斎川さんのポートフォリオでちょっと気になる銘柄があります。『NEXT FUNDS 医薬品(TOPIX-17)』ですが、残念ですが結局、最後まで伸びませんでしたねえ」

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