

宮入「さてさてハコ兄さん、お待たせしました。さっそくなんですけど、ハコ兄さんにとって、昨日とてもホットなニュースが舞い込んできましたね~。狙い通りだったんじゃないですか(笑)」
ハコ兄「それってもしかして、『日本マクドナルド』のことですよね。4日に発表された08年12月期決算で、どうもマクドナルドが外食業界で独り勝ちになってみたいで!! それ自体は本当に嬉しかったんですけど、実はそれまでの株価の動きが本当に鈍くて、しかも続落していたんです。それで、グッドニュースに反応するであろう、5日朝の寄付き価格、1801円で100株売ってきちゃったんですよね~。このくらいの決算が出てくることは、ほとんどの投資家が知っていることだし、戻りも限定的かなって思って。しかしそれにしても、ちょっと利食いが早かったかな~」
宮入「いやいや、いいタイミングだったんじゃないでしょうか。業績予想に反応した“買い”といい、今回の俊敏な“売り”といい、対応が絶妙ですね。昨今特に、投資を行うことで大事なことは、相場の流れに乗ることですから。そのスタイルでいいんですよ、自信を持って続けてください」
ハコ兄「ありがとうございます~。毎度毎度、先生に褒められると嬉しいですねえ(笑)」
宮入「下げ相場でも持ち合い相場でも、その大小こそあれ、毎日株価はアップダウンしています。そしてそこには、必ずチャンスがあるものです。現在、日経平均は8000円台でもみ合っていますが、上に行くのか下に行くのか、不透明な相場環境ですので、“早めの利食い”は、とても重要なことなんです」
ハコ兄「そっか、これで良かったんだな。なんかまた自信が湧いてきたかも」

宮入「では今回は、これまでのハコ兄さんの投資活動を、ザッと振り返ってみましょうか」
ハコ兄「はい。今回の対決講座全体で言うと、一番テンション上がったのが、2回目の講座で『ソニー』をいきなり10%利食いできた時ですね。“オレって天才!”って思いました(笑)」
宮入「過去のNTT株での傷心なんか微塵も感じませんでしたねえ、あの時は(笑)。ついでに『マルハニチロ』も『三菱自動車』も売って、見事に利食いに成功しました。あの判断も良かったです。実際マルハニチロは、今でも145円くらいでウロウロしてますし、三菱自動車も買値からはるかに下落していますからね」
ハコ兄「そうそう。そして年が明け、また買い戻していた『ソニー』を10%ルールで売り抜いて……。あの時“世界のソニー”は強かった(涙)。ここまでは本当に良かったんです、私は」
宮入「その後でしたね、まさかの展開は。ポートフォリオのディフェンス的な役目を果たすために買っておいた『イージーETF S&P GSCI商品指数』と、中国をテーマとして考えた『コマツ』の下落で、ガクッと成績を落としてしまいました」
ハコ兄「なんか、だんだん気持ちが暗くなってきたな……。あの2つは痛かった(涙)。『コマツ』は10%オーバーで損切りして、『イージーETF S&P GSCI商品指数』なんか13%も赤字になっちゃって。プラスになっていた利益を、あれでかなり吐き出してしまいました」
宮入「投資を行う上で、おそらく最も大事なのは“損切り”なんですね。これが出来るか出来ないかで、その後の成績が全然違ってくるんですよね。『損切りルールを自分で決めて、その通り確実に実行すること』。その重要性を、ハコ兄さんはこの2銘柄から学ばれたんだと思います」
ハコ兄「まったく、その通りです。一人の投資家として、今も肝に銘じております」

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