
宮入「さて、ではここからいよいよ、ポートフォリオを考えていきましょう。ここで一度、前回の講座でお二人に考えていただいたマネープランを確認してみましょうか。ハコさんの目標は、25年の投資期間で3000万円作ること。スタート資金は100万円で毎月の積立金が3万円。これでいいですか?」
ハコ「はい。大丈夫です。ボクはこれでいきますよ!」
宮入「齊川さんのマネープランは、3年後に100万円作るのが目標で、スタート資金は15万円。毎月の積立金が2万円ということでしたね?」
齊川「はい、そのとおりです」
宮入「わかりました。ではこれから、投資信託の4つの種類である『国内債券・国際債券・国内株式・国際株式』の中から、お二人のマネープランに合わせた形で、それぞれ一つずつ商品を選んでいきますよ。こうすれば、4つの商品が持つ特性、それぞれの性格みたいなものもだんだんと見えてきますから、投資初心者のお二人には勉強にもなると思います。それに、様々なカテゴリーの商品に分散投資することで、収益の安定性も計れてリスクを減らすこともできるんですよ」
ハコ「よーし! 安全にお金を殖やしていくぞ~」

宮入「さて、ポートフォリオを組むにあたって、お二人に提案があります。実は、斎川さんとハコさんでは、“リスクとリターンのバランス”をちょっとだけ違うものにしたいんですよ」
齊川「ふーん、どうしてだろう…… あ、投資期間と目標金額が違うから?」
宮入「そう、そのとおり。たとえば、齊川さんは短期運用なので、少々のリスクを取りながらでも、ちょっとだけ多めのリターンを求めてお金を殖やしていく<やや積極型>(図解参照)で取り組んでいきたいと思うんです」
ハコ「なるほど。じゃあ、僕は?」
宮入「ハコさんは、25年と長期運用なので、最初は試運転ということもあり、安全第一で<標準型>(図解参照)でいきませんか?」
齊川「わたしの場合、目標達成のためには、多少リスクも取らないと、ってわけですね」
宮入「そうです。でも考えてみたら、リスクのない投資商品というものは無いわけですから。あまりにも無謀なリスクを冒して、大きなリターンを望む場合は別ですが、このくらいのバランスならそれほど怖がらなくても大丈夫ですよ」
齊川「はい。私は実体験を通して勉強したいので、どんどん積極的にやりたいです」
宮入「では、このバランスシートをもとに、いよいよ投資対象となる商品を選んでいきたいのですが……、その前に、もうひとつ。 今回の投資に重要な役割を果たす、“ドルコスト平均法”を勉強しておきましょうか」

おすすめ情報
PR
最新コラム
- IMF「ユーロはやや高すぎ」 - 11月25日
- ドル/円相場・昨日の解説と今後の見通し - 11月25日
- 成長は続く?バークシャー・ハサウェイの未来 - 11月25日
- 11月は生命保険を考える月 - 11月25日
- 今夜の注目材料はこちら☆ - 11月24日
