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第17回 外貨建て金融商品の種類

外貨預金

外貨預金とは

米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、など外貨建てで行う預金です。
円で行う預金と基本的なしくみは同じですが、金利は各通貨の金利水準が反映されます。
一般的には、円を外貨に換えて預け入れ、満期時等には外貨を円に換えて引き出しますので、預け入れ時と引き出し時の外国為替相場に影響を受けます。

<商品概要>

・取扱機関・・・ 

都市銀行、地方銀行、信託銀行、外国銀行、信用金庫 など

・預金種類・・・

普通預金、定期預金 など

・預入金額・・・

金融機関により異なる

・預入期間・・・

普通預金は預入期間の定めなし
定期預金は、1、3、6ヵ月、1年~5年など、金融機関により異なる

・金利・・・・・・・

通貨や預入期間により、また金融機関によっても異なる

・利払い・・・・・

普通預金は通常、日割・単利計算で半年に1回利息計算
定期預金は通常、満期時一括払い

・途中換金・・・

普通預金はいつでも引き出し可能
定期預金は原則として中途解約は認められないが、一部の銀行では可能

外貨預金の預入金額・満期金額の計算例

(例)米ドル建て1年定期預金に以下の条件で預け入れたとします

・預入金額:10,000米ドル

・預入期間:1年

・利率:4.0%

・為替レート(1米ドル当たり)

外貨預金の特徴・留意点

特徴

・通貨によっては、日本よりも高い金利の外貨預金がある

・外貨での元本は安全性が高い(但し、日本の預金保険制度の対象外) など

留意点

・円ベースでは為替差損を被る可能性がある など

円預金との違い

外貨預金と円預金との違いとして、以下の点が挙げられます。

マル優の取扱い

マル優(少額貯蓄利子非課税制度)とは、一部の人を対象として、預金の利子などが一定金額まで非課税となる制度です。

第13回 ページ1「預貯金の基礎知識」コラム「マル優制度とは」

円預金はマル優の取扱いが可能ですが、外貨預金はマル優の対象となりません。

預金保険制度

日本の銀行が取り扱う円預金については預金保険制度の対象となりますが、外貨預金はどの金融機関で取り扱う場合にも預金保険制度の対象とはなりません。

第13回 ページ1「預貯金の基礎知識」 預金保険制度

為替の先物予約・特約付き外貨預金

為替の先物予約

外貨預金の為替変動リスクを回避するために、為替の先物予約をつけることも可能です。先物予約とは、現時点で将来の為替レートを約束する取引ですが、当初預け入れ時に満期時の為替レートを予約すると、およそ金利差分がコストとしてかかりますので、理論上は円預金とほぼ同じ金利水準となってしまいます。
ただし最初に預け入れた後、円安(外貨高)になった水準で先物予約を行うことができれば、その後の為替変動による影響を受けずに、利益を確保することができます。

特約付き外貨預金

特約の付いた外貨預金には下記のようなものがあります。

(1)

円高ヘッジ型:円高に進んだ場合でも、損失が一定になった時点で歯止めがかかります。逆に円安に進んだ場合は、通常の外貨預金よりやや利回りは低くなります。

(2)

円高リスク低減型:円高に進んだ場合は通常の外貨預金より為替差損が少なくなります。逆に円安に動いた場合は円ベースの利回りは一定限度の上限がついています。

(3)

レンジ予約付き外貨預金:円ベースの利回りが一定の範囲内に収まるタイプです。たとえば円安に進んだ場合の上限は4%、円高に進んだ場合の下限はマイナス8%などと設定されます。

(4)

為替予約消滅条件付き外貨預金:為替レートが当初決められた円高水準に一度でも達すると、元利金は外貨建てで支払われます。その水準に達しなかった場合は、円ベースで高い利回りを得ることができます。

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