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2009年11月02日

【株式・大引け】積極的な買い材料なくあっさり1万円割れ、取り引きも低水準

 11月の取り引き初日となった2日の東京株式市場は日経平均株価、TOPIXとも大幅反落となった。日経平均は一時10月8日以来の9700円台を見たが、終値では前週末比231円79銭安の9802円95銭と9800円台を維持した。TOPIXは同14.13ポイント安の880.54で引けた。  前週の欧米株式大幅下落の影響と再びドル円が80円台とつけたことから、本日の東京市場は主力株を中心に値を下げて、前場は日経平均が同272円安と久々に9700円台に突入した。昼のバスケット商いがやや買い決め優勢だったこと、軒並み下げていたアジア株式の中で上海がプラスに転じたことを手掛かりに後場はやや下げ渋った。が、積極的な買い材料に乏しいうえに、明日が休日ということもあって、様子見気分が漂い、「小口の手仕舞い売りも出ていた模様」(大手証券)。  東証1部の出来高、売買代金は概算で18億1159万株、1兆2919億円と低水準。先週の1日平均はそれぞれ20億株強、1兆4558億円と低調だったが、それをも下回っている。盛り上がらない市場で何とか売りをこなした、という感じだ。  業種別では規制緩和方針が報じられた消費者ローンを含むその他金融、ディフェンシブの電力ガス、食料品の3つが値上がり(食料品の上昇率は0.1%)。値下がり30業種のうち空運、ゴム、石油、不動産、非鉄の下落率が3%を超えている。個別株では前述した理由で武富士、アコム、プロミスがストップ高。キャッシングを手掛ける丸井もストップ高だった。投資判断引き上げで反応したのが大東建託、キーエンス、逆に引き下げで値を下げたのは三井不動産。GSユアサは業績下方修正が響いた。  「二日新甫は荒れる」というが11月はその二日新甫。今年の2月、3月も二日新甫だったが、この2カ月の値幅は2月が808円、3月は1582円だった。11月も相場格言を証明するような幕開けとなった。実際、11月は米国のヘッジファンド、年金の決算月のため利益確定売りがでやすい。「先物の動きにも注意が必要だ」(大手証券)。

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