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2009年11月06日

【株式・大引け】日経平均は反発の一方、TOPIXは2日続落

 6日の東京株式市場は日経平均が前日終値比71円91銭高の9789円35銭で反発の一方、TOPIXが同0.95ポイント安の874.01で2日続落。日経平均は、寄与度の大きいファーストリテイリングが牽引、外需関連が下支えした。TOPIXは、銀行・保険・不動産といった内需関連の下げによるもの。東証1部の出来高は概算で18億8277万株、売買代金は1兆2632億円と市場エネルギーに欠ける。  本日の寄り付き前の外国証券経由注文状況は430万株の3日連続売り越しだったが、前日の米国株市場で約2週間ぶりにNYダウ平均の1万ドル回復などがあったから、東京市場は日経平均株価が前日比95円29銭高の9812円73銭で寄り付いた。10時20分に9849円72銭をつけたが、さらに上値を追う材料に乏しくその後は伸び悩み、前場は同110円44銭高で引けた。  昼のバスケット取引は354億3000万円成立、売り買い均衡と伝えられたが、アジア株が軒並み堅調であることから、後場は前引けよりも8円高く再開。その後は一転、小口の手じまい売りやポジション調整の売りに押されてジリ貧の様相。1時32分にまとまった先物の売りが入るとあっさりと9800円台を割り込んだ。その後も先物の下げに引きずられる格好でズルズルと下げて、後場寄りよりも低い同71円高での大引けとなった。  東証33業種は、11業種が上昇、22業種が下落。証券会社の投資判断引き上げで株価を上げた旭硝子が牽引、ガラスが2.71%プラスでトップ。精密も2%台の伸び。以下、その他製品、鉄鋼、化学、非鉄、食料、機会、その他サービス、医薬品。最大の下げは、上場来初の赤字に転落するブリヂストンの下げがきついゴムで2.52%のマイナス。不動産も2%台の下げ。以下、保険、陸運、空運、石油、ガスまでが1%台の下げ。  個別銘柄では490銘柄が値上がり、1056銘柄が値下がり、変わらずが140銘柄。値上がり率トップは世紀東急工業の19.56%プラス(9円高)。以下、増資報道で悪材料出尽くしのNEC、証券会社が投資判断を引き上げたパイオニア、黒崎播磨、CCC、各種テクニカル指標が買いゾーンを示しているインプレス、日本道路、サッポロホールディングスの順。値下がり率トップは山水電気の16.66%下落(6円から5円に1円安)。以下、前日まで買われていて調整売りに押された日本橋梁、ファルコ、増資報道が嫌気されたT&Dホールディングス、カルソニックカンセイ、日本ケミコン、サンウェーブ、サイボウズ、ミヤチテクノス、東都水産の順。売買代金トップは通期業績予想を上方修正したトヨタ(382億円)。以下、NEC、東芝、三洋電機、三菱UFJ、野村HD、三井住友、ホンダ、オリックスの順。売買高トップは環境関連で根強い人気のほか株価が100円台と低位の三洋電機(1億4203万株)。以下、NEC、みずほ、東芝、日立、三菱UFJ、野村HD、新日鉄、JAL、明電舎の順。  来週は10日に10月景気ウォッチャー調査を内閣府が発表。翌11日には9月の機械受注統計の発表のほか、中国の10月主要統計(貿易、鉱工業生産指数、消費者物価指数、小売売上高、固定資産投資)の発表がある。12日には米オバマ大統領が初来日(13日)。13日にはりそなや三井住友、住友信託、みずほなどメガバンクはじめ大手銀行の発表が目白押し。テクニカル面から下値は限定的ながら、よほどの材料が出ない限り上値も重い、重苦しい展開が続きそうだ。

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