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2009年11月02日

村瀬智一のお宝銘柄 オバマ来日で再生エネルギー関連に注目。筆頭は東芝だ

10月30日に発表した4-9月期決算は、営業損益は27億円の黒字(前年同期比は185億円の赤字)、連結最終損益は577億円の赤字(同385億円の赤字、継続事業ベース)だった。

週半ば(10月27日)に上方修正を発表しており、これに沿った結果である。海外での原発プラントの好調によって社会インフラ部門が増益となったほか、NAND型フラッシュメモリーなどの電子デバイス部門が大幅に改善した。テレビやハードディスクなどデジタルプロダクツは苦戦したが、黒字は確保した。

■第3の柱「新型リチウムイオン電池」の潜在市場は大きい
半導体・電子デバイスではスマートフォン(高機能型携帯電話)などの需要の好調や、Xマス商戦へ向けて、下期もNAND型フラッシュメモリーの改善が進むとみられる。

また、傘下に米原子力発電大手ウエスチングハウス(WH)を持つ原発関連では、排出ガス削減に向けた再生エネルギーへのシフトにより、米国のほか新興国での拡大が予想されている。現在主力の100万キロワットに加え、出力1万キロワットの超小型炉を開発。低コストの分散型電源として新興国などの原発シフトが加速する可能性もある。

さらに、第3の柱として事業拡大を図るのが、「SCIB」と呼ぶ独自の新型リチウムイオン電池である。ハイブリッド車や太陽光発電の蓄電池用途が拡大すると判断し、250億円を投じて新工場を着工させる。現在の工場と合わせた生産能力は月産65万個となり、2015年には2000億円の売上げを目指す。

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